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3年生「見て」「体験して」「食べて」楽しい社会科見学

 10月9日(木)、3年生は社会科見学で静岡県立富士養鱒場、朝霧フードパーク、富士ミルクランドに行ってきました。「見て楽しい」「体験して楽しい」「食べて楽しい」社会科見学とテーマを定め、一生懸命準備に取り組んできました。天候が心配されましたが、社会科見学に向けて生活態度の見直し、調べ学習に本気で取り組んだこどもたちの姿を神様も見てくれていたのでしょうか、当日はよく晴れ、朝霧高原に広がる牧草地帯と富士山の美しい景色を感じながら学びを深めてくることができました。

 富士養鱒場では、富士宮の名産「ニジマス」について学びを深めました。多くのこどもが、ニジマスはきれいで冷たい水に生息していると調べ学習をしてきました。実際にニジマスが生きる水温10度の水に触れると、「こんなに冷たいのか!」と、驚く様子が見られました。ニジマスのエサやり体験では、水面をとびはねるニジマスの大群に、こどもたちも大興奮でした。

 

 朝霧フードパークでは、朝霧乳業さん、上野製菓さん、かくたにさんにご協力いただき、それぞれの店舗で話を聞きました。事前に調べ学習で学んだことを再確認したり、お話の中で新たな知識に出会ったり、事前に調べきれなかったことを質問したりしました。話を聞きながら一生懸命メモを取る姿から、学びに向かう力の高まりを感じました。

 お話を聞いた後はそれぞれの店舗で500円以内のお買い物タイムでした。ソフトクリームやいもけんぴ、大福などを買い、友達と楽しく食べました。

 

 朝霧フードパークを後にし富士ミルクランドへ向かう道すがら、朝霧高原の牧草地帯を散歩してきました。写真や映像だけでは感じられない、富士宮市北部特有の風景や気候を肌で体感してきました。

 

 富士ミルクランドでは、農産物直売所でお話を聞いたり、バター作り体験、山羊の餌やり体験をしたりしました。農産物直売所では、直売所ならではの販売方法の工夫や、地産地消のことについて話を聞くことができました。バター作り体験では、生クリームと水が入ったカップをひたすら振り続けます。ヘトヘトになりながらもなんとか完成させ、クラッカーと一緒にいただきました。山羊の餌やり体験では、初めこそビクビクしている子が多かったですが、慣れてくると可愛い山羊との触れ合いを楽しんでいる様子でした。授業で学んだ「酪農」について、体験を通してさらに学びを深めることができました。

  

 

 一日の中で、生産・加工・販売の全てに触れ、「産業」を存分に学んできたこどもたち。学びの熱が冷めることはなく、学校に戻ってきてからは今回の学びのまとめや復習をしたり、東っ子集会に向けて表現方法を考えたりしています。11月22日(土)の東っ子集会では是非足を運んでいただき、主体的に学びに向かうこどもたちの姿を見ていただければと思います。よろしくお願いします。

 

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